法人のあゆみ
本法人の前身は、財団法人長崎市社会事業助成協会で、昭和7年6月1日に設立された。
設立時の目的は、救護法の補完的機構として長崎市における防貧対策、社会事情調査、社会事業団体への助成等を行うことであった。
その財源の主力を「花の日」収入でまかなっており、毎年10月上旬に「花の日」を設け一般市民・官公庁・学校等に浄財の寄付を求め、
その証として造花を胸につけ社会事業に対する市民の意識の高揚を図った。
これが、わが国における共同募金の始まりとされており昭和22年まで実施された。
戦前における主たる事業は、生活困窮者の救済・託児所の経営・無料住宅の設置・社会事業調査・結婚相談所の運営等である。
戦後においては、失業者対策・生活困窮者救済のため、昭和22年に授産施設、「八坂授産場」を開設し、昭和23年には大浦保育園を開設した。
昭和27年5月20日、社会福祉法人長崎市社会福祉事業協会に改組改称し、昭和31年に桐ノ木保育園、昭和45年には滑石保育園を開設、
平成18年9月、八坂授産場を長崎市古賀町に移転改築、平成19年4月1日に、障害者自立支援法に基づく障害者福祉サービス事業所「ワークセンターほたる」を開設した。
平成25年7月1日、大浦保育園を移転改築すると同時に放課後児童健全育成事業「オランダ坂児童クラブ」を併設した。 また、平成28年4月1日「グループホーム太陽」を新たに建設し障害者の住まいの場を確保設置した。平成29年度から2ヵ年事業で建設工事中であった滑石保育園園舎が平成31年2月に新装完成し児童定員を130名に増員するとともに、滑石保育園の関連事業として放課後児童健全育成事業「滑石学童クラブひまわり」を平成31年4月1日付、運営委員会より引き継ぎ運営を開始した。
平成31年4月1日、大浦保育園を「幼保連携型認定こども園」へ移行し、児童定員を115名とした。障害者関係事業では、令和元年7月1日付、障害児者相談支援事業「障害児者相談支援センター太陽」を新たに指定開設した。令和2年12月25日、滑石学童クラブ「ひまわり館」を新築開設し、令和4年4月1日、滑石保育園を「幼保連携型認定こども園」へ移行し、児童定員を145名とした。現在、生活保護授産1、障害者サービス事業 就労継続支援A型1、就労継続支援B型1、障害者共同生活援助・短期入所グループホーム2、障害児者相談支援事業、保育園1、幼保連携型認定こども園2、放課後児童健全育成事業2、収益事業及び生活困窮者に対する相談支援事業、以上の事業を経営する法人である。
当事業所の沿革
昭和7年6月1日 | 財団法人長崎市社会福祉事業助成協会 設立認可 |
昭和22年1月15日 | 生活困窮者等の援護並びに失業者救済のため八坂授産場を開設(長崎市八坂町)通所利用者定員30人 |
昭和23年8月14日 | 大浦保育所を開設・児童定員30人(長崎市大浦町) |
昭和27年5月20日 | 社会福祉法人長崎市社会福祉事業協会へ組織変更認可 |
昭和29年5月1日 | 大浦保育所・児童定員60人に変更増員 |
昭和31年2月24日 | 観光記念品領布事業開始(収益事業) |
昭和31年6月1日 | 桐ノ木保育園経営開始・児童定員60人(長崎市出雲) |
昭和31年7月1日 | 八坂授産場・生活保護法による授産施設認可(定員30人) |
昭和36年4月1日 | 八坂授産場・定員70人に変更増員 |
昭和42年3月24日 | 「大浦保育所」を「大浦保育園」へ名称変更認可 |
昭和45年12月1日 | 滑石保育園を開設・児童定員90人(長崎市滑石) |
昭和49年4月1日 | 滑石保育園・児童定員120人に変更増員 |
昭和54年4月1日 | 八坂授産場・定員50人に変更減員 |
平成18年9月16日 | 八坂授産場・長崎市古賀町へ改築移転 |
平成18年10月1日 | 基準該当障害福祉サービス事業の指定を受ける |
平成19年4月1日 | 障害者福祉サービス事業の指定「ワークセンターほたる」 多機能型就労継続支援A型(定員10人)・就労継続支援B型(定員20人) |
平成19年4月1日 | 八坂授産場・定員30人に変更減員 |
平成23年4月1日 | 就労継続支援A型・定員15人に変更増員 |
平成25年4月1日 | 放課後児童健全育成事業「オランダ坂児童クラブ」開設(定員70人) |
平成25年7月1日 | 大浦保育園・移転改築(長崎市東山町)児童定員90人に変更増員 |
平成25年7月1日 | オランダ坂児童クラブを大浦保育園内に移転 |
平成27年4月1日 | ワークセンターほたる就労移行支援事業開設(定員6人) |
平成27年4月1日 | 就労継続支援ワークセンターほたるB型・定員19人に変更減員 |
平成27年9月9日 | 本部事務局を長崎市古賀町へ移転 |
平成28年3月18日 | 「グループホーム太陽」 共同生活援助(定員7人)及び短期入所(定員3人)建物竣工 |
平成28年4月1日 | 「グループホーム太陽」 共同生活援助(定員7人)及び短期入所(定員3人)指定 |
平成28年4月1日 | 大浦保育園・定員100人に変更増員 |
平成29年12月4日 | 滑石保育園改築のため仮園舎に移転し保育開始 |
平成30年4月1日 | 「ワークセンターほたる」の就労移行支援事業(定員6名)を休止 |
平成31年1月30日 | 滑石保育園 ・ 新園舎竣工引き渡し |
平成31年3月31日 | ワークセンターほたる就労移行支援事業 廃止 |
平成31年4月1日 | 大浦保育園 ・ 幼保連携型認定こども園 大浦保育園へ移行 定員 こども園15人・保育園100人 合計115人に変更増員 |
平成31年4月1日 | 滑石保育園 ・ 定員130人に変更増員 |
平成31年4月1日 | 放課後児童健全育成事業 「滑石学童クラブひまわり」 開設 (定員130人) |
令和元年7月1日 | 障害児者相談支援センター太陽 開設 |
令和2年4月1日 | グループホーム「太陽 弐号館」共同生活援助(定員7人)及び短期入所(定員1人)指定 |
令和2年4月1日 | ワークセンターほたる就労継続支援B型・定員25人に変更増員 |
令和2年12月25日 | 滑石学童クラブ「ひまわり館」新築開設 |
令和3年7月1日 | 桐令和5年6月1日ノ木保育園 ・ 長崎市社会福祉協議会より建物を譲渡 |
令和4年4月1日 | 滑石保育園 ・ 幼保連携型認定こども園 滑石保育園へ移行 定員 こども園 15人・保育園135人 合計145人に変更増員 |
令和5年6月1日 | 幼保連携型認定こども園 大浦保育園 定員 こども園 20人・保育園 100人 合計120人に定員変更 |
令和6年3月27日 | 「オランダ坂児童クラブ館」新築開設 |
令和6年4月1日 | オランダ坂児童クラブ・定員90人に変更増員 |
令和6年4月1日 | オランダ坂地域支援センター 開設 |
令和6年7月1日 | 児童発達支援事業 キッズさくら 開設 (定員10人) |